既に同居していて来月結婚する予定の婚約者が、挙式、ハネムーンが済んだら、歯列矯正をしたいと言い出した。僕の目から見るとそう歯並びが悪いようには思えないのだが、彼女は以前から気になっていたという。

【歯の健康ガイドブック】-歯肉炎って何?

当然費用は僕もちになると思うが、妻のために矯正費用を出せないようでは男がすたる。彼女の最初のおねだりを、もちろん快く了承した。ところが翌日矯正歯科のカウンセリングから戻ってきた彼女は、歯列矯正って保険が効かないの?と、驚いた顔をして戻ってきた。何を今更と僕の方が驚いたが、彼女は矯正費用が高額になるということを全く知らなかったようだ。



素人の僕の目から見るとそうひどくはない彼女の歯並びだが、矯正をしようとすると、一部だけの矯正というわけにはいかないようだ。大まかに告げられた矯正費用の概算は、彼女の予想を桁違いに上回っていたという。聞けば僕が覚悟していた金額より少し安いくらいだが、彼女は歯列矯正をやめると言い出した。しかし僕は、彼女が以前から自分の歯並びを気にしていたということを聞いてしまっている。妻となる人からの初めてのおねだりに、嬉しく思ったのも事実だ。僕は彼女を説得して、せっかくだから矯正をした方がいいと勧めた。

上顎大臼歯第4根管(MB2)<

歯並びというのは見た目だけではなく、歯の健康にも影響するということを耳にしたことがある。今は若く美しい彼女も、歯並びの問題を放置すると、加齢とともに顔の輪郭が変わるかもしれないという恐ろしい噂もある。歯並びが邪魔をしてケアがしにくい部分は虫歯になりやすかったり、口腔衛生上よろしくないとなれば、死ぬまで健康な歯を維持するための必要経費として、矯正費用は惜しんではいけないと思うのだ。